シェーグレン症候群の検査

シェーグレン症候群の検査

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シェーグレン症候群でみられる乾燥症状を確認するため、いくつかの検査があります。

(1)眼乾燥に関する検査
涙液分泌能力をみるためには、シャーマー(シルマー)試験とよばれる方法があります。この検査では、ろ紙を眼のふちに置き、その濡れ具合を測ります。ろ紙の濡れ方が5分間意5mm以下であると涙の量が少ないと判定されます。 そのほか、細隙灯顕微鏡とよばれる装置を用いて角膜表面のキズの有無を調べる検査もあります。これは、用いる色素の違いで、ローズベンガル試験、蛍光色素(フルオレセイン)試験などとよばれています。

(2)口腔乾燥に関する検査
ガムテストといって、ガムを噛ませながら唾液の分泌量を測定する検査があります。これは、ガムを10分間噛み、分泌された唾液をコップに集め測定するものです。集めた唾液の量が10ml以下であると唾液の量が少ないと判定されます。 このほか、乾燥したガーゼを噛むサクソンテストというものもあります。これは、予め重量を測定したガーゼを2分間噛み、前後の重量差で分泌量を測定します。 この、この差が2g以下ですと、唾液量が少ないと判断されます。このほか、唾液腺造影、唾液腺シンチグラフィーなどが行われることがあります。シンチグラフィーは、体内に投与した放射性同位体から放出される放射線を検出し、その分布を画像化したもので、画像診断法の一つです。

(3)血液検査
シェーグレン症候群の場合、血液検査では血沈の亢進がみられます。自己抗体では、リウマトイド因子と抗核抗体が高率にみられます。自己抗体のなかでは、抗SS-A抗体、抗SS-B抗体と呼ばれる特殊な抗体がシェーグレン症候群においては出現します。 特に抗SS-B抗体は、シェーグレン症候群のみにみられる自己抗体です。

(4)生検病理組織検査
液腺や涙腺のごく一部を採取し、病理学的にこれらの外分泌腺の障害を直接観察する方法です。リンパ球浸潤があれば、陽性と判定されます。涙腺を採取するのは様々な意味で困難を伴うことが多いことから、口唇の小唾液腺を採取する場合が一般的です。

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